こんにちは。大島です。30代前半の会社員をやっています。
私は昨今のFIREムーブメントにガッツリ乗っかり投資を始めた初心者ですが、スタート時点の悩みとして、今ある貯金を
一気に投資すべきか コツコツ積み立てるか
で悩んでいました。
前提として、株式インデックス投資信託への投資を考えていたわけですが、その後、様々な本やネットの情報等を学び、最終的に「思い立った「今」が投資どき!」という結論に至り、それを実践しています。
そのため、今回はある程度貯金を貯めてから投資デビューした方にとって、FIREを目指すためには一気に投資すべきか、時間をかけて積み立て投資をすべきかという問題を考えてみたいと思います。
貯金500万円あってこれから投資デビューしようと思うけど、いきなりたくさんの金額を投資するのは怖いな。
なにかの本で少しずつ分散して投資した方が安全って書いてあった気がするから、月5万円で積み立てしてみようかしら。
と、感じている方に少しでも参考になればと思います。
一気に投資派(=私)の論拠
まず、改めて今回の問題の前提ですが、すでにある程度の貯金がある方がその貯金の一定割合を株式インデックス投資信託に回そうとする場合に、それを一気に投資すべきか、コツコツ積み立てるべきかというものです。
具体的には、例えば手元に500万円あり、うち300万円で投資信託を買おうとした場合に、すぐに300万円を投資すべきか、毎月10万×50か月で積み立て投資すべきかということです。
私は色々悩んだあげく、一気に投資をするのが合理的と判断したのですが、その論拠は以下の通りです。
株式インデックス投資信託への投資を行う多くの人は、以下のことに同意している方が多いのではないかと思います(少なくとも私はそうです)
もし、そうなのであれば、一刻も早く投資信託を全力で購入することが最善の行動となると思います。
なぜなら、今が割安か割高か、これからまもなく暴落が発生するかなんてわからない一方、長期的には上昇を続けるため、少しでも早く投資を開始することがお得になるためです。
積み立て派の反論
しかしながら、当然「積み立て派」にも反論の余地があります。
それは、一気に投資派が合理的な行動だとしても、実際に一気に投資したあとに相場が暴落してしまったら初心者は相場の復活を信じられるのかという気持ちの問題です。
恐らく投資を始めるまでは、相場は長期的には上昇基調ということを信じられると思います。
一方で多額の資産を投資したあとに相場が暴落し、自分の資産が大きく毀損するのを目の当たりにしたら、少なくない人が投資に対してトラウマを負い、場合によっては二度と投資をしたくなくなるかもしれません。
そういう意味では「一気に投資派」になるためには、頑張ってコツコツ貯金したお金が(恐らく一時的ではあるが)大きく毀損するリスクを背負える精神力と経済的な条件が必須要件になるかと思います。
ただし、例えば500万円のうち300万円を投資して、それが大きく毀損した場合に精神的若しくは経済的に耐えられないというのは、そもそも一気に投資若しくは積み立て投資の問題ではなく、自身のリスク許容度に対して、リスク資産の割合を高めすぎている可能性があるので、その点も検討すべきかと思います。
私の場合
私の場合、投資を開始した当初はとりあえず積み立てNISAの設定および楽天カード決済の積み立て設定だけして、あとは大きく投資するタイミングを伺っていました。
というのも、
①初心者なので少しずつ投資しながら投資をする感覚や様々な知識を身に付けたい
②米国株式相場が歴史的に高騰しているなかで高値圏にある(気がする)ので、下落したタイミングで押し目買いをするんだ
と考えていました。
そして数か月コツコツ積み立て投資をしていくなかで、なんとなく基礎的な知識は学べたことと、押し目買いを狙っても全然チャンスが到来せず、むしろ株価は上昇し続け、機会損失が膨らんでいきました。
そして2021年の8月ころに一念発起し、「一気に投資派」の門戸をたたき、総貯金の7割くらいを投資信託に注ぎ込みました。
そして、アノマリー通り、9月に調整局面が到来したのは周知のとおりです。。。
ちなみに、約一か月の含み損トンネルを抜け、10月中旬にようやく含み益に回復したことから、この記事を書くに至ります笑
最後に
今回ご紹介したのは、あくまで私の投資に対する考え方で、すべての方に適合するものではないことをご理解のうえご参考にしていただければ幸いです。
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