バリスタFIRE実現のための7つのステップ

FIRE達成に向けた方法

こんにちは。大島です。30代前半の会社員をやっています。

今回の投稿は、バリスタFIREを実現するために、私が実践している具体的なステップについて、説明したいと思います。

FIREって最近よく聞くし、チャレンジしてみたいけど、具体的に何をしたらよいかわからない。。

現在、FIREに向けて投資や節約を始めているけど、ほかの人のやりかたも参考にしたい。

と、感じている方に少しでも参考になればと思います。

結論

バリスタFIRE実現のためには・・・
まず、妄想! 次に、現実を直視。 そして計画を立てて実践する!

ステップ1 バリスタFIREをして何をしたいかを考える

ステップ1として、バリスタFIREをすることで何をしたいのかを考えました。

バリスタFIREであっても、普通のFIREであっても、基本的には理想の人生を送るための「手段」だと思いますので、それによって何を目指したいのかを早い段階で考えておくことは大切なことだと思います。

もちろん、とにかく現状から早く脱出したいからFIREを目指すというのも全然ありだと思います。

ただ、その場合もFIREをしたあとにどんなことをしたいかは早い段階から考えておいた方が、FIRE後の時間を有意義にできるのではないでしょうか。

私の場合は、昔からの夢であった料理人になるための手段としてバリスタFIREを目指しましたので、この部分はステップ0と呼んでも良いかもしれません。

また、大きな柱となることだけでなく、バリスタFIRE実現後のさまざまな妄想も同時にしてみました。

・・・妄想楽しいですよね笑

例えば・・・

天気の良い平日に思い立ってキャンプにいく!

(もはや日本じゃなくなってるけど笑)

長期間海外旅行に行く!

(最近は南米に興味があります)

色々な場所に引っ越して生活してみる!

(『成長』できそうですね笑)

やりたいことは十人十色だと思いますが、FIRE実現後にやりたいことを具体的にイメージしておくことが、FIREを目指すうえで活力になると思います(それに、そもそもこの妄想が楽しい♪)。

ステップ1

目的を明確にして、たくさん妄想しよう♪

ステップ2 収入、支出の見える化

はい、今度は一転して現実的な話です。

FIREを実現するためには家計の収支の見える化は必須です。

なぜなら、FIREを計画するうえで、これからどれくらい貯金(投資)できるか、リタイア後どれくらいお金があれば問題ないかを計算する必要があり、そのためには現在の収支の状況把握が必要不可欠だからです。

ただ、

家計簿つけるのって、面倒くさいですよね。。

でも、大丈夫!

最近は様々なスマホアプリがあり、日常的に手を動かさなくても日々の収支を記録してくれる手段はたくさんあります。

具体的にFIREされている方、目指されている方がよく使われるのは、こちらです。

利用率ナンバー1家計簿アプリのマネーフォワードMEです。

銀行口座やクレジットカードと紐づけ、一体的に家計の収支や資産推移を管理できる便利なアプリで、無料版と有料版があり、無料版でもそこそこ使える、らしいです。

はい、お気づきの通り、実は私はこちらを使っておりません。

なぜなら、正直初期設定をするのが若干面倒臭い(たぶん、実際にやってみたらめちゃくちゃ簡単であるだろうことも薄々気付いている)のと、本気で使おうと思うと有料になること、そして、今のところ必要性を感じていないからです。

では、現在私がどのように家計を管理しているかというと、

  1. 楽天カードアプリ
  2. 楽天銀行アプリ
  3. 楽天証券の携帯サイト

以上を暇なときに眺めつつ、楽天カードアプリの支出のカテゴリー分けをポチポチしています。

なぜ、これだけで問題ないかというと、基本的に日々の収支を楽天カードと楽天銀行の口座に集約しているためです。

集約されているのは、実は家計管理が目的ではなく、日々の支払いに対し、極力もれなく楽天ポイントが付与されるようにしよう!とか、楽天銀行の普通預金利率が高いので、給与口座を楽天銀行に指定しよう!そうすると日々の引き落としも楽天銀行にしたほうが良いよね・・・とかやっているうちに気づいたら集約されていた感じです。

もちろん、銀行口座やクレジットカードは複数所有していますが、ほぼ日常的な動きはないのでこれで問題なく管理できています。

また、現金支出も楽天カードアプリに簡単に登録することができるので漏れなく記録することができます。

こんな形で、私はできるだけ手間をかけずに日々の収入、支出の見える化を行っています。

(とか言って、気付いたらマネーフォワードMEを使っていたらごめんなさい。その時はご報告いたします笑)

ステップ2

極力楽に収支の見える化を行おう!

ステップ3 無駄な支出の削減

収支の見える化ができると、日々の支出が自然と気になり始めます。

支出の削減のポイントは支出を固定費と変動費に分けて考えることです。

固定費

定期的(毎月、毎年)に、決まった金額が発生する支出
例:家賃、保険、携帯、自動車 サブスク、ジム 等々

変動費

毎月発生する金額がバラバラなもの。
例:食費、飲み代、衣服費、光熱費、趣味の支出 等々

そして、無理のない支出の削減は、上記のうち固定費を中心に削減することがポイントです。

つまり、家賃の見直し(入居時の交渉や安いマンションへの引っ越し)、保険の見直し(プラン変更やそもそも不要なら解約)、携帯の格安SIMへの切り替え等となります。

このとき、極力サービスの質を下げずに、支出を削減できるものに優先的に取り組むことが肝心です。

やはり、まずは携帯会社の見直し、不要な保険、サブスク、ジムの解約などが鉄板になります。

もちろん、「10年後に1億円貯めるために、家賃3万で1ルーム、会社まで2時間かかるところに引っ越すんだ!」という選択肢もあるとは思いますが、将来のために今を犠牲にしていると感じるようであればやめたほうが良いと思います。

(この生活が楽しめるのであれば全然ありです笑)

固定費の削減は、手続きが煩雑なことが多く、私のような面倒なことをとにかく避けて通りたいタイプの人は何度か心が折れますが、ステップ1で描いた夢を糧に頑張って乗り切りましょう!(正直、私は携帯の切り替えは2回心が折れて、放置していた期間がありました・・・)

また、変動費については、手を付けるのは分かりやすいですが、個人的には今の満足度が低下するのであまりやらないようにしています。

一般的に人間は固定費と変動費では、固定費を削減したほうが満足度の低下は少ないと感じるらしいので(固定費の削減は慣れる)、ストイックに頑張れるひと以外は変動費を切り詰めるのはお勧めしません。

個人的には、美味しいものを食べることが生きがいなので、特に食費を切り詰めることはありえないと思います(といっても、根本的に貧乏性なのであまり高い買い物はできないのですが苦笑)。

ただ、収支の見える化をしていくと、変動費の毎月の動きは目につきますので、なんとなく使いすぎると罪悪感が生まれるため、結果的に支出を削減することができたりします。

ステップ3

まずは、無駄な固定費の削減から始めよう!

2年間カーシェアを使い続けた私が伝えたいデメリット4選 | バリスタFireで料理人になるまで (cooking-fire.com)

ステップ4 資産運用について考える

支出を削減したら、次は資産運用を考えます。

基本的に毎年資産を増やしていくには、

資産の増加=収入ー支出+資産運用益

となるので、資産運用は重要な要素となります。(あえて収入に触れていないのは最後に補足します)

ただ、

世の中には様々な資産運用にかかるアドバイスがあり、投資対象も、株、為替、債券、不動産、仮想通貨、太陽光・・・などめちゃくちゃ幅広くて正直よくわからないですよね。

個人的なスタンスとしては、

「とにかく楽して稼ぎたい」

というスタンスで、資産運用を行っています!

(面倒なことは極力やりたくないんです笑)

そう考えた私がとっている基本的な戦略はズバリ

米国株 or 全世界株インデックス型の投資信託に余裕資金のほとんどを注ぎ込む!!

以上です笑

詳細な説明は、今後別記事で説明できればと思いますが、特に投資を深く勉強する気はなく、あまり時間もかけたくなければこれでOKだと思います。

米国株と全世界株のどちらのインデックスにするかは、かなり悩ましい問題だと思いますが、実は私はどちらかを選ぶことができず、現在半々で投資しています笑

あとは、効率的に投資する手段として、NISA、iDeCo、楽天などのクレジットカード払いによる積み立て、この辺はやっておいた方がお得だと思います(この辺もまた別記事で主な論点を解説したいと思います)。

もちろん、投資の世界は奥深いのでいくらでも時間をかけて様々な戦略を立てることは可能ですが、それが負担になるようであれば、FIREを実現するための資産運用手段としてはインデックス投信が一番だと思います。

ただ、インデックス投信であっても、元本毀損リスク等はあるのでその点を理解したうえで各自の判断で投資しましょう。

ステップ4

楽したいなら、米国株 or 全世界株 インデックス型投資信託で決まり!

ステップ5 収支面の具体的な計画を立てる

さて、次はようやく具体的な計画づくりとなります。

FIREを実現するためには、少なくともどれくらいの資産があれば、早期リタイアしても経済的に困窮することがないのかを計算する必要があります。

一般的に言われていることは、年間の生活費の25倍の資産があればFIRE可能といわれていますが、その前提としては以下のようなものがあり、実際には個人の事情に合わせたシミュレーションが必要となります。

  1. 安定的に年率4%の資産運用を行う(実際は投資対象によって利回りは異なる)
  2. 生活費は一定(実際はライフステージにより異なる。年金もある。)

シミュレーションの方法として、最近のFIREブームもあって、世の中には様々なシミュレータがあり、簡易的な試算であればそれらを使うの良いかと思います。

【全6種】FIRE達成のためのシミュレータまとめ【アーリーリタイア・セミリタイア】 | FIREラボ (fire-hiko.com)

しかしながら、シミュレーションをするうえでは様々な個人の事情が複雑に関わってくるうえ、その要素を随時アップデートが必要なため、既存のシミュレータを使って納得感のあるシミュレーションをするのは難しいと感じています。

シミュレーションで考慮すべきこと(一例)

食費等の基礎的な生活費はいくらか、独身・既婚、子供の予定、住居の選択、趣味の支出、資産運用戦略、退職金、FIRE後の収入の有無、年金 等々

そのため、私はエクセルで簡易的なシミュレーションを行っています。

ただし、基本的な計算要素は、

手取り収入ー支出+運用益

としており、手取り収入と支出は時間の経過とともに変化することが予想できるため、そのあたりを個人の事情に合わせある程度カスタマイズしています。

この辺は以下の記事で具体的な方法を紹介しています。

「4%ルール」は間違い?現役金融マンが実践するFIRE方法論(マネープラン作成方法) | バリスタFireで料理人になるまで (cooking-fire.com)

ステップ5

できれば個人の事情に合わせたシミュレーションをしておきたいね!

ステップ6 家族と計画を共有する

ステップ6では、実は一番ハードルが高い、かもしれない事項です。

そう、家族にこの計画を打ち明けることです。

まだ、実の両親であれば、そもそも言わない、反対されても押し切るといったこともできますが、(既婚者であれば)配偶者や配偶者の両親への説明は丁寧に行わないと、平和なFIREライフは訪れないかもしれません。

正直、経済的な問題であれば、しっかり計画をし、説明をすれば理解を得るのはそこまで難しくないとは思いますが、いわゆる世間体の部分については価値観の問題であるため非情に厄介です。

例えば妻が、「夫が無職なんて、ママ友に知られたら恥ずかしい。それにもし学校の宿題で親の職業について作文を求められたらどうするの!?」なんて言われた場合、なかなかうまく乗り切る方法はないかもしれません。

私の場合、バリスタFIREを実現し、その後は週3くらいで飲食店で料理の仕事ができればと思っているのですが、要はレストランのバイト。価値観によっては受け入れられないこともあると思います。

もちろん、早期リタイアをして、趣味として働いてますといったことを言うことも可能ですが、それはそれで軋轢を生むでしょう。。

そのため、この点についてはFIREを目指す早い段階で家族と共有し、応援してもらえる状況を作っておくことをお勧めします。

ちなみに、私はまだその途上にあります笑

ステップ6

家族一丸となってFIREを目指そう!

ステップ7 実践しながら、計画をメンテナンスする

ラストのステップ7は、

そう、あとは実践しながら、随時メンテナンスをしていきましょう。

特に支出面については、実際に年月を重ねているなかで、より精度を上がられると思いますのでそれらをシミュレーションに反映させていきます。

また、運用成績はかならず想定と乖離すると思いますので、実績を踏まえた計画の引き直しを随時行うことも重要です。

さらに、準備を進める中で自分自身の価値観に変化もあると思います。

例えば、今の仕事が楽しくなって、リタイア時期を遅らせよう、子供ができたら田舎生活がしたくなったので家賃はもう少し下げられるぞ、といったこともあるかと思います。

このような様々な変化を受け止め、日々アップデートしながら計画を実践してきたいですね。

ステップ7

実践とアップデートをしていこう!

補足 収入の引き上げについて

最後にステップ4で若干触れた収入面の話ですが、私自身が行っているバリスタFIRE実現のための手順には加えていません。

なぜかというと、

正直、今の私の立場において、意図的になにかを行うことで、収入を引き上げることは難しいと感じるためです。

一般的に収入を増加させる方法として以下があると認識しています。

  1. 昇進・昇格(残業)
  2. 転職
  3. 副業

私の場合、昇進・昇格については、別にFIREを意識する前から、自分の能力の範囲で(一応)真面目に仕事はしているので、今からなにか追加でできることはないと思ってます。(意図的に残業を増やせば給料は増えるかもしれませんが、それはしないつもりです)

転職については、友人等との会話やネットの情報等で情報を取得する限り、転職をしたところで、少なくとも同レベルの労働時間であれば、あまり給料アップは望めなさそうであるため、選択肢にはありません。

また、副業についても、基本的に選択肢としていません。そもそも、本業がそこそこ忙しいので、副業をするには睡眠時間や休日を費やす必要がありますし、その時間で本業の勉強や家族とのコミュニケーションを図っていることも考えると、あまり副業がFIRE達成に向けたコスパの良いツールであるとは思えないからです。

ただし、あくまで趣味の範囲内やお金を稼ぐこと以外に明確な目的があるのであればチャレンジする価値はあるかもしれません(このブログの活動もその位置づけ)。

世の中には副業の情報が溢れており、それを眺めること自体は楽しいので、価値あるものは取り込んでいきたいと思います。

まとめ

面倒なことが嫌いな私でも、ステップ1~7を行うことで、FIREをきっと実現できる!

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